宮崎に元気な声をお届けしている「JOY FM」さんと宮崎の皆さまに様々な情報を発信する「まいぷれ宮崎」のコラボ企画。
今回は、毎週金曜8：20～10：55放送「ら・ら・ラジオ」、毎週月～木曜13：30～13：55放送「dig app!」担当の『奥山真帆』さんにお話を伺いました！

■「ら・ら・ラジオ」、「dig app!」のパーソナリティである奥山真帆さん（以下奥山さん）。
FMを目指した経緯や番組への想いをお聞きしました。

--ラジオパーソナリティになるまでの経緯を教えてください。

はい。他の番組担当の方はフリーパーソナリティであることが多いですが、私の場合、FM宮崎所属のアナウンサーとしてラジオパーソナリティをしております。
地元は関西で、大学までは関西で過ごしていました。
大学４年の就職活動の時期にアナウンサー試験１本に絞り、各局のアナウンサー試験を受けた結果、ご縁があったのがFM宮崎でした。

--ラジオは元々お好きなんですか？

ラジオも音楽も大好きです！そして、FM局にすごい憧れがずっとありました。
私が学生時代に聞いていたラジオDJさんが曲にぴったりはまるようにお話をされているのがとても好きでした。
ラジオDJさん自身がその曲で印象に残った歌詞や今届けたい言葉などを一言添えるだけですごい印象に残るんですよね。
ラジオを聞くと、普段自分一人で音楽を聴く時とはまた違う楽しみ方や聴こえ方、景色の見え方まで変わるのでそこが魅力的に感じます。
だから好きな音楽の話をラジオでしたいなと思いました。

--とてもラジオが好きなことが伝わりました。ラジオパーソナリティになってからどれくらいになりますか？

今年で４年目になります。２２歳、大学卒業と同時に宮崎に来て、アナウンサーを初めて、そこからのラジオです。

--FM宮崎に入社してからのことを教えてください。

４月に入社し、その年の１０月から樋口千穂さんの「グッドタイム」で火曜日にコーナーを持たせていただいたのが最初のラジオでした。
自分が県外出身ということもあり、県内各地の名所を訪れて、どう見えるのかを生中継でリポートするものでした。
その期間が半年あり、２年目から「ら・ら・ラジオ」が、今年の４月からは「dig app!」も始まりました。

--新番組を一から作るということは相当大変だったんじゃないんですか？

最初新番組のお話をいただいたときは、ディレクターと私で番組をするということしか決まっていなかったので、本当に一からのスタートでした。
私は、コーナー担当はしていましたが、番組の担当になることが初めてなので、どう番組をつくるのか、右も左も分かりませんでした。
ディレクターには、番組立ち上げ前からお世話になっていて、自分が音楽が好きとか、やってみたいこととかよく話していました。そういうこともあって、私の想いやキャラクターをよく理解していただいていて、二人で色んな話をしながら番組を作っていくという感じでした。
私のキャラクターに対してのディレクターの考えやそれに合わせたBGM選びまで、新番組を作る大変さを学びました。
今まであった番組のアシスタントや担当交代とかではなく、一から作る自分の番組というのはとてもありがたいですし、当時、目の前のことでいっぱいいっぱいでしたが、やる気だけはありました！

--奥山さんが番組中”ストップウォッチ”を握りしめておられるのがとても印象的でした。

そうですか!?ストップウォッチは必ず使用しますね。
先ほどお話しした学生時代に好きだったラジオDJさんのようにイントロやアウトロにぴったりはまるようにおしゃべりをするために、ストップウォッチは必須アイテムです。

--すごいですね。他にも気を遣っていることはありますか？

曲選びはかなり考えます。お天気や季節に合わせて曲を変えたりしています。
あとは、アシスタントと二人で進行する他の番組とは違って、一人で話しているので、どうしても意見が一つになってしまいます。ラジオの向こうには、色んな考えをもっている人がいることを意識しながら「私は～思うけど、皆さんはどうですか？」というスタイルを忘れないようにしています。

--音楽は昔からお好きなんですか？

はい。子どもの頃から音楽が大好きで、２・３歳の頃からよく歌を歌う子どもでした。
よく家族や親戚に「２歳でチャゲアスを歌っていた」と言われます（笑）

--渋いですね （笑）
　 音楽の道へ行こうとは思わなかったんですか？

そうですね。中学時代では吹奏楽部に所属していました。
私の中学校が地元で有名な吹奏楽の強豪校というのもあり、当時は部活一色で演奏にのめりこんでいました。
演奏も好きなんですけど、みんなで合わせて一体化した曲を聴くことが好きだったんですよね。私の中では、音楽を演奏する楽しさより聴く楽しさのほうが上でした。
聴く楽しさを伝えたいと思って、ラジオの道を選びました。

--関西出身ということですが、宮崎の印象はどうですか？

人も時間の流れもおだやかでおっとりしているイメージがあります。
アナウンサー試験合格後、引っ越しのために母と宮崎に来た時のエピソードなんですけど、
ご飯を食べるためにあるお店に入って接客していただいた方がすごいおっとりしていたんですよ。私にとって初めて会話を交わす宮崎県民だったので、会話のテンポが全然違うのにびっくりしました。
そして、「お席確認しますね」と言って中へ行ったのに帰ってこなくて母も私もびっくりでした（笑）

でも、おだやかなのは良いことだと思います。
関西は、自分がおだやかでも街がせっかちなので、自分が疲れている時に、街に出たり、満員電車に乗ったりすると、都会の喧騒にとても疲れます。
一方宮崎は、満員電車もないし、車移動が主流なので、ストレスフリーですごしています。

--奥山さんは普段関西弁ではないんですか？

いやいや！出ますよ！
お仕事の時は標準語ですけど、お休みやプライベートではがっつり関西弁です。
元々方言の面では苦労をしなくて、パチッと切り替えることができます。
でも、関西弁で話すほうが気持ちも入るし楽なんですよね。ニュアンスも若干違うところもあるので、「この感じを伝えたいけど、標準語ではどこにもっていけばいいかわからへん！」てなることもあります。

--そうなんですね。関西の方は何年たっても関西弁のイメージがあったのですごいですね。

私も宮崎で関西出身の方にお会いすることはありますが、みんな関西弁で、染まらないし、染まる気もない感じ。関西の我の強さがでているのでしょうか・・・（笑）
以前空港でお会いした関西出身の方も「私変える気ないねん！」と言われました。
でも、私もこの仕事をしていなかったらずっと関西弁のままだったと思います（笑）

--「まいぷれ」ってご存じですか？

知ってます！見てます！特にランチの特集をよく見ています。
最近テイクアウト特集していますよね？
とても助かりますし、利用させていただいています。
普段は自炊派なのであまりテイクアウトを利用しなかったんですけど、コロナの影響で外食が難しくなったので利用するようになりました。
今日は、何にしようかなと選ぶ時間が楽しいです。

---------------------------------------------------------------------------
まいぷれ宮崎では、テイクアウトができる掲載店さんをご紹介しております！

【宮崎】お持ち帰りOK！「テイクアウトのできるお店」特集
https://miyazaki.mypl.net/article/takeout_miyazaki/
---------------------------------------------------------------------------

--今後の目標を教えてください。

今年の4月から始まった「dig app!」は、音楽に特化した内容で、月曜～木曜の25分間の番組になっております。
まだ始まったばかりですが、やりたかったことをディレクターと試行錯誤しながら頑張りたいと思います。
あとは、ラジオ番組は二人で進行することが多いですが、なぜか私はひとりしゃべりしかしたことないんですよ。一人と二人とでは、話の盛り上げ方や使う能力が全然違うので、誰かと一緒に組んで、自分の足りないところを鍛えてもらったり、知らなかった一面を見せたりしたいですね。

「ら・ら・ラジオ」と「dig app!」、どちらの番組も普段から試行錯誤しながらしゃべっているんですけど、暖かいリスナーの皆様の言葉にいつも励まされています。リスナーさんのおかげで番組をしている時間が一番楽しいです。
仕事中聞いている人や家で聞いている人、色んな人が聞いていることを想像しながら番組を続けていきますので、ずっと暖かい耳で聞いて、見守ってほしいです。