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宮崎県北居酒屋巡り~呑むぞ今夜も延岡・日向で~

【日向市 焼酎Bar 櫻 】池波和彦のまいぷれ「延岡・日向市」おいしい旅の酒#7

カラオケのない本格的な焼酎バー

プレミア焼酎が楽しめる日向市の夜

JR日豊本線日向市駅から歩くこと約6分、日向市の飲み屋街の外れのスナックビル2階に(焼酎Bar 櫻)がある。
「いらっしゃい」
マスターが迎えてくれた。
スナック風のバックバーには森伊蔵、村尾、魔王、伊佐美、佐藤・黒、百年の孤独などのプレミア焼酎がずらりと並ぶ。
「村尾を」
「飲み方は?」
「オンザロックで」
「かしこまりました」
スー……。
村尾は無骨で濃厚、濃醇なコクが素晴らしい。
お通しのチキン南蛮には焼酎がいい。
マスターの本業は建設業で、焼酎好きが高じて焼酎バーを趣味で始めたそうだ。
マスターは宮崎限定の霧島20度【通称ホンキリ】をスイスイ飲んでいる。
ではもう一杯。
「マスター、百年の孤独ね」
「かしこまりました」
届いた百年の孤独は大きなロックグラスに半分入る。
スー……。
琥珀色の百年の孤独は香りはウイスキーに近くとてもおいしいが40度だ。
ロックグラス半分は多く、翌日二日酔いになった。

 

焼酎の魅力。

全国の居酒屋を回り、それまでは鹿児島でしか飲まれていなかった芋焼酎が、福岡に、大阪に、やがて2002年頃には東京に。
そして仙台、盛岡とひたひたと北上し、今や全国の居酒屋に進出した。
野暮な安酒の代名詞だった焼酎がこれだけ広まると誰が予測したであろうか。

日本酒党の私は焼酎を追求することはなかったが、中高年にとっては、魚刺身のような美食に合う華麗な日本酒よりも、枯れた味であまりぜいたくな肴のいらない焼酎は、自在にお湯割りで飲める健康イメージもあって、甲類焼酎に替わる地酒として、より座右の酒になった。

 

★メニュー表★

値段表示は外税。

伊佐美800円
佐藤 黒1000円
百年の孤独1000円
魔王1300円
村尾1500円
森伊蔵2000円

↑村尾は武骨で濃厚、森伊蔵はのびやかにやわらかく大変好ましい。

↑宮崎焼酎「百年の孤独」はウイスキーのよう

↑この日のお通しは宮崎名物チキン南蛮

↑はしご酒のアクセントにふさわしい魅惑の本格焼酎バー

店名焼酎Bar 櫻 
住所宮崎県日向市上町6-12 エレガンス上町西ビル 2FC
営業時間21:00~翌0:00
定休日月・火・水・木・日休
電話番号0982-52-1870
関連サイトなし
取材日2021年

◆この記事を書いたひと

 

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

 

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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