宮崎県北居酒屋巡り~呑むぞ今夜も延岡・日向で~
焼き鳥を頬張りほろ酔う至福の酒場
JR日豊本線日向市駅から歩くこと約4分、日向市の飲み屋街の中心、八幡通りにある(とり美)の暖簾をくぐった。
店内は焼き台から立ちこめる煙によって天井や壁など至る所が真っ黒に燻されている。
昭和の面影を色濃く残す酒場で、開店時間から一献傾けて焼き鳥をほうばる酔客。
初めてなら、ここでは“レバーのタレ”がおすすめだ。
出されたのは新鮮な半生レバー。
一口食べると、レバーの甘みが際立ち、まろやかなコクが舌の上で蕩ける。
そのうまさを支えているのは自家製のタレだ。
彼、たまにはお酒でも飲みに連れてってくれないかなー。
有名店や高級店でなくていい。
気さくにお酒飲んで、何か食べて、お話しして、それで終わりでいいんだけど。
草食系男子は誘ってくれないんだなー。
そうおっしゃいますが男はタイヘンなんです。
まず店選び。
パッとしない所に連れて行ってバカにされないかという強迫感がある。
女はいいよなあ、自分は何も考えず連れていってもらい、好きなものを注文して、お金払わせて「ごちそうさま」で済むのだもの、不公平だよ。
しかも満足してくれたかなあと気を遣う。
ああ、女なんか誘うのやめた。
男同士で気楽な方がいいや。
…いかがですか。
女子のあなたどう思いますか。
男のぼくは、彼の言う通り不公平と思います。
お礼が「ごちそうさま」だけでは足りない、キスくらいはするべきだ。
「してるわよ」ああそうですか、ヨカッタ。
(とり美)は男同士で気楽に楽しめる酒場だ。
★メニュー表★
皮140円
ハツ140円
つくね140円
手羽先160円
キリン一番搾り「中」550円
キリンラガー 中瓶600円
↑指定しないと塩が多い。通はタレですぞ!塩は家でも焼ける。タレこそ店の味
↑居酒屋の定番・もつ煮込みは白味噌ベースに豆腐が入る
↑カウンターのガラスケースに詰まる串で丁寧な仕事がわかる
↑今宵も地元の飲兵衛が暖簾をくぐるディープな酒場
店名 | とり美 |
住所 | 宮崎県日向市上町5-7 |
営業時間 | 17:30~23:00 |
定休日 | 日曜 |
電話番号 | 0982-52-6692 |
関連サイト | なし |
取材日 | 2021年 |
◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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