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宮崎県北居酒屋巡り~呑むぞ今夜も延岡・日向で~

【延岡 ふく福 】池波和彦のまいぷれ「延岡・日向市」おいしい旅の酒#2

延岡に居酒屋番付「西の横綱」あり!

延岡の旅を味わうなら晩酌は是非ここへ。

 

JR日豊本線延岡駅から歩くこと約14分、新町の飲み屋街に至福の百名酒場(ふく福)がある。
「いらっしゃい、どうぞ」
白衣の主人がにこやかに迎えてくれた。
延岡名物なら「ひむか本サバ」だ。
「ご主人、ひむか本サバある?」
「ありますよ」
「ひむか本サバ刺身と西の関をください」
それはよい注文ですというように、にっこり笑ってうなずいた。
初めての店は品書が最大の情報だ。
お通しのホルモン煮込みで西の関をちびちびやりながらじっくり品書探検に入った。
「地どりタタキ」はみやざき地頭鶏だな。
「イカなっとう」なるほど。
「刺身盛り」は魚が気になる。
「ごくらく豆腐」とは何だろう。
「みな盛り合わせ」はよいかもしれない。
「白身魚のポン酢あえ」の800円は安い。
届いた「ひむか本サバ刺身」は丸皿にサバ半身がぎっしりと並ぶ。
ひむか本サバは生臭み全くなく、絞めて数時間の魚だけが持つ弾力が格別で、さっぱりしたアブラがほどよくのり「日本一の鯖」だ。
さて次。
超新鮮な鯖の白子と卵巣の塩辛は涙ぽろぽろの名品で、酒量に歯止めが効かなくなる。
もう止まらない。
緑あざやかな「タラの芽と筍の酢味噌」の山の幸の深み。
さらに白身と茹でた魚のモツがたっぷり入った「白身魚のポン酢あえ」はアブラの乗り方といい、新鮮さが違う。
「何もかもうまい!」
「ハハハ」笑う主人は温顔が魅力である。
こぼれるほどの、海の幸、温暖な気候と、さんさんと降りそそぐ太陽の光が、地味深い野菜や山菜を育てる。
こればかりは現地でないと味わえない。
はるばる延岡へ足を運ぶ値打ち、大あり。

 

★メニュー表★

野菜天800円
白身魚のポンズあえ800円
いか天900円
えび天盛り合せ1300円
大分県 西の関・一合500円
新潟県 八海山・一合700円

↑ひむか本サバは絹のような舌ざわりで、理想の女の肌

↑当店の名物「白身魚のポン酢あえ」は酒がすすんで困る

↑超新鮮なサバの白子と卵巣の塩辛は涙ぽろぽろの名品

↑サラリーマン割烹の看板がいい

店名ふく福
住所宮崎県延岡市新町6-5
営業時間17:00~22:00
定休日日休
電話番号0982-32-0629
関連サイトなし
取材日2021年

◆この記事を書いたひと

 

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

 

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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