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宮崎県北居酒屋巡り~呑むぞ今夜も延岡・日向で~

【日向市 BAR 3rd】池波和彦のまいぷれ「延岡・日向市」おいしい旅の酒#4

静かに語られる日向市のショットバー

日向市の外れの本格バー。

 

JR日豊本線日向市駅から歩くこと5~6分、飲み屋街の外れの暗闇にバー(BAR 3rd)「バー サード」がある。
「いらっしゃいませ」
年配のバーテンダーが迎えてくれた。
「お飲み物は何にしましょう」
「ダイキリを」
バーテンダーはラム【ホワイト】、ライムジュース、パウダー・シュガーをシェイクしてカクテルグラスに注いだ。
白濁したカクテルグラスを軽く上げてひと口ふくんだ。
スー……。
「うまい」
「ありがとうございます」
キューバにあるダイキリ鉱山で働いたアメリカ人技師が、キューバ産ラムで作ったのが始まりといわれる。
かき氷のように、クラッシュアイスとともにミキサーにかけ、ストローで飲むのが「フローズンダイキリ」だ。

 

バーの魅力は地方にあり!

地方の小さな町に古いバーがあった。
地方のバーの質はたいしたことはないだろうと思うと、これは大間違い。
地方には志が極めて高い名バーがいくつもある。
トレンドに惑わされる浮気な客相手の東京とちがい、ストイックにバーの本道を続けられる、本当の本格を目指せるという目算かもしれない。
東京の若手バーテンダーが勉強のためにバーの町である宇都宮通いを続けるのは、どのようにしているのかを見る気持ちもあるだろう。

地方のバーの魅力はオーソドックスな仕事を何年も続けるよさだ。

 

★メニュー表★

メニューに値段表示なし。
飲み物メニューなし。
チャージあり。

おでん
オリーブ
MIXナッツ
チョコレート
レーズンバター
チーズ盛り合せ

↑スタンダードカクテル「ダイキリ」は手慣れたプロの味だった

↑落ち着いて飲める本格バー。バーは雰囲気が重要である!

↑はしご酒のアクセントにバーを訪れてみてはいかが

↑日向市の飲み屋街には小さくて渋い店が並ぶ、隠れた居酒屋の宝庫

店名BAR 3rd
住所宮崎県日向市都町4-1
営業時間20:00~翌3:00
定休日日休
電話番号0982-54-1663
関連サイトなし
取材日2021年

◆この記事を書いたひと

 

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

 

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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